
2025年10月3日(金)、
弁理士法人レクシード・テック パートナー弁理士・博士(理学)の角渕 由英 氏を講師にお迎えし、
「特許調査の基本的な考えと生成AI活用のコツ」と題したウェビナーを開催いたしました。
生成AIの登場により、特許調査の世界は大きな転換期を迎えています。
本ウェビナーでは、AIを活用しながらも「人間の専門性をどう活かすか」という視点から、実践的なノウハウをお話しいただきました。
◆講演の主なポイント
・AIに任せる部分と、人が判断すべき部分の見極めが重要であること
・「網羅性」と「関連性」のバランスを取る調査設計の基本
・検索式の工夫や特許分類の理解など、人間ならではの調査力の必要性
・生成AIの結果をそのまま受け取らず、人の知見で補強することの大切さ
当日は、リアルタイム配信にて多くの方にご参加いただき、講演後にはアンケートやQ&Aを通じて多くの反響を頂戴しました。
◆参加者の皆様からの声(一部抜粋)
・「AI活用のポイントが整理できた」
・「実務にすぐ応用できるテクニックが多く、早速試してみたい」
・「人間の判断力をどう残すかという視点が新鮮だった」
今回のウェビナーを通じて強く感じたのは、生成AIの進化によって調査手法は変化している一方で、
特許調査の基本的な考え方は変わらないということです。
人間の判断力と経験を活かすことが、これからの知財実務において一層重要になると実感いたしました。
「AIは強力なアシスタントだが、最終的な判断は人間が行う」
この原則を忘れずに、新しい技術と前向きに向き合っていくことが今後の鍵となりそうです。
今後も弊社では、知財業務の現場で役立つ情報を発信してまいります。
次回のセミナーもどうぞご期待ください!